【グループサウンズ】バンド「オックス」失神騒動の真相

グループサウンズ全盛期が過ぎ去ろうとしていたここ日本で、数多くの少女たちを失神させた伝説的なバンドがある。

そう、グループサウンズにおける人気バンド「オックス」だ。

戦後、海外ではエルビス・プレスリー、ビートルズなどのロックコンサートで興奮した少女たちが失神するといった現象が頻発。

ここ日本でもロカビリーコンサートで失神する少女が話題になったが、グループサウンズブームの渦中で登場したバンド「オックス」は、演奏中にキーボードが失神。それを観ていた少女も失神するという奇妙な現象が起こる。

そしてその後は“失神”が大流行していくのだ・・・。

はたしてグループサウンズバンド「オックス」失神騒動の真相やいかに。

グループサウンズバンド「オックス」の失神騒動

オックスのプロフィール

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オックス(OX)とは、グループ・サウンズ(以下GS)全盛期の1968年(昭和43年)にデビューしたグループ。英語で雄牛のことを指すグループ名の由来はリーダーである福井利男が婦人下着メーカーのシルバー・オックスよりヒントを得て命名。

メンバー
福井利男(リーダー、ベース)1947年1月29日生まれ、滋賀県大津市出身。
岩田裕二(ドラムス)1946年4月15日生まれ、滋賀県大津市出身。
岡田志郎(ギター)1950年1月4日生まれ。
野口ヒデト(ボーカル)1950年11月27日生まれ。解散後、演歌歌手に転向し真木ひでとを名乗る。
赤松愛(本名 赤松義信)(オルガン、ボーカル)1951年2月14日生まれ、兵庫県芦屋市出身。1969年5月に失踪・脱退。その後は家業を継ぎ現在は会社経営者。
田浦幸(本名 田浦久幸)(オルガン)1950年10月30日生まれ。赤松の後任、1970年より夏夕介の名で俳優活動を始め、解散後はソロ歌手を経て完全に俳優へ転向。 2010年1月27日没。

なお、デビューに際し、所属事務所とビクターレコード(現:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)の思惑から福井と岩田は1949年生まれ、岡田は1951年生まれ、赤松は1952年生まれと詐称した。

引用:Wikipedia 


Focus 1: グループサウンズバンド「オックス」失神騒動の真相

 

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最近、人気バンドのライブで女性ファンが失神したという話を聞かない。しかし、かつて、ポップスの世界では失神は人気のバロメーターであった。

1950年代、ロカビリーの立役者エルヴィス・プレスリーが“失神スター”の元祖か。同時期、日本でもロカビリー旋風が吹き荒れ、山下敬二郎、ミシキー・カーチス、平尾昌晃らが超絶人気。

ロカビリー公演「ウエスタンカーニバル」ではパンティが舞台に投げ込まれ、失神者も出た
という。

60年代、ビートルズが登場。彼らの音楽は革命的だったが、アイドル性も抜群。そのため、各国で失神者が続出した。

66年の日本武道館公演でも失神に加え、失禁もあり、終演後の床は濡れていたという。このビートルズ来日の66年頃、日本にバンドブームが到来する。同年、スパイダ―ス、ブルーコメッツ、ワイルド・ワンズらがデビュー、翌年にはタイガース、ジャガーズ、ゴールデン・カップス、カーナビーツ…と雨後のタケノコ状態でバンドが誕生、これらのバンドを総称しグループサウンズ(GS)と呼ぶようになった。

68年には100以上のグループサウンズがしのぎを削っていたが、ブームは陰りを見せてい
た。

そんな中、デビュー曲「ガールフレンド」で登場したオックスが注目を集める。

フリフリ付きブラウスに下はタイツといつロミオ風衣装で歌い演奏する5人にグループサウンズに食傷気味だった少女たちが飛びついた。

さらに、彼らを有名にしたのが「失神」。

オックスのメンバーは演奏中に失神、舞台に倒れ込んで行く。オックスが失神するときには口ーリングストーンズのカヴァー「テル・ミト」かオリジナルの「オー・ビーバー」が演奏された。

また、メンバーの失神ではリードボーカルの野ロヒデトよりも、キーボード担当・赤松愛の失神に定評があった。

おかっぱヘアの女の子のような容姿の赤松が鍵盤の上に倒れ込む姿に黄色い声援は臨界点を超えた(らしい)。後年、「失神はヤラセ」と判明するのだが、当時は少なくともファンは本物と思い込んでいた。


 

Focus 2: なぜ少女たちは失神したのか?

 

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オックスにおけるメンバーが倒れることは問題ではなかったが、会場の少女たちまでが本当に失神するようになり、騒動に発展したことは言うまでもない。

68年10月23日、名古屋松竹劇場開催の『オックス・ショウ』で女性9人が失神し倒れる騒ぎ。だが、このとき主催者は少しも動じず「あくまでも(失神は)お客様の感じ方で起きる問題なので、これをどう防げばいいのか分かりません」とコメントしたという。

が、同年11月10日、渋谷公会堂で行われたライブで主催者は慌てた。

過去最高の30人が失神、15人が病院へ搬送される大騒動に発展、公演は中止されてしまった。すると、それまで失神を面白おかしく伝えていたマスコミは一斉にオツクス叩きに転じたのである。

以後、オックスは失神を封印。
皮肉にも失神は同年の流行語大賞を受賞した。

同年12月10日、3弾シングル「スワンの涙」発売。失神は止めたが同曲は大ヒット、彼らの代表曲となった。

しかし69年、グループサウンズ人気は凋落、赤松は新曲『僕は燃えてる』の録音の後、失踪、そのまま脱退。01年の情報では赤松は実家の鉄工所を継いでいるという。

ところで、なぜ、当時の少女たちは失神したのか。

医学的要素など諸説考えられるが、戦後の女性解放が大きいのではないか。

戦時中、女性は何事も我慢し化粧はせず贅沢もしないとでつ生活を余儀なくされた。そう、スターにうつつをぬかすなど言語道断の時代だったのである。

それが、戦後、女性は縛りから解き放たれた。

それからは「感情をストレートに出したっていいのだ」と自然に悟った。欧米では好きな歌手に倒れるほどに声援を送っているではないか。「よし私たちも」と潜在意識の中で彼女たちは目覚めた。

それがロカビリーでビートルズでオックスで爆発、それが「失神」クヘと繋がったのではないだろうか。

 



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